信号線

信号線とは

信号線とは、エアコンの室内機と室外機を接続するケーブルの名称です。
連絡線・渡り配線・制御線などとも呼ばれておりますが、一般的にはVVFケーブル、正式名称は『600V ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル』と言います。
その名のとおり定格電圧は600Vで、一般住宅、商業施設、公共施設などの低圧屋内の配線など、低圧電源に使用されています。
冷暖房の強弱や、運転方式の切替えをリモコン操作で行う際に、室内機と室外機は運転の仕方やエアコンの温度調整をコントロールするための信号のやり取りを行っています。
この信号の送受信を行っているのが、エアコン本体と室外機を接続している信号線です。

信号線の種類

線芯数サイズ(㎜)仕上げ外径(㎜)許容電流(A)
2芯1.66.2×9.418
2.06.6×10.523
2.67.6×12.532
3芯1.66.2×13.015
2.06.6×14.020
3芯2.67.6×17.027
4芯1.66.2×16.015
2.06.6×18.020

現在エアコンで多く使用されているVVFケーブル

信号線には、2芯・3芯・4芯の3種類があり、それぞれ1.6・2.0・2.6のサイズが存在します。
100Vなどの交流電力を送るだけなら、2極で2本(2芯)の電線で送れますが、現在のエアコンはインバーターエアコンなので、制御用の信号線が必要で、電源・信号・グランドの3本(3芯)が必要です。
その中でも2.0のサイズを推奨しているものが殆どですが、既存の信号線が1.6でも取付けできる機種は存在します。
これを理由に他社で工事を断られれてしまうケースもあるようですので、そのような時は弊社にご相談ください。
また、2芯タイプのものが既設されていることがありますが、その場合は新たに信号線を引く必要があります。
弊社では、この信号線を引きなおす工事も承っております。
新たに引く線を露出した状態で設置しなければならない場合もございますが、殆どが隠ぺいでの設置が可能です。
まずはお気軽に、弊社までご相談ください。

1.6mmじゃ工事できない?エアコンの連絡線について

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