室外機
室外機とは、空調機においては室内外に設置される機器のうち、主に室外で使用される機械のことを指します。
室外機には、圧縮機・凝縮器が内蔵されており、蒸発器が内蔵された室内機とは2本1組の冷媒配管と制御用の電線を通じて接続され、基本的にはこれらがセットではじめて空調機として稼働します。
窓用エアコンのように、室内外機が一体化した空調機も存在しますが、室内への騒音・振動が大きいため、特に日本では室内環境への配慮から、室内機と室外機を用いた空調設備が広く普及しています。
室外機の役割
室外機は、屋外の空気を循環させて、部屋から運ばれた熱とともに吹き出す役割を担っています。
冷媒ガスを循環させるポンプの役割を担う『圧縮機』が搭載されており、
熱を屋外に放出して冷たくなった冷媒ガスを室内機に送り出すという仕組みになっています。
室外にあるためそこまで重要視されていませんが、いわばエアコンの心臓部にあたる機器で、
室外機の設置方法や場所が悪いと、うまく冷暖できない等のトラブルが発生したり、最悪故障するので注意が必要です。
また、外気温が極端に低い・高いなどの場合も、熱交換がうまくいかずに空調が効かなくなることがあります。
室外機アレコレ
エアコンには能力(馬力・畳数)が存在しますが、その能力が大きくなれば比例して室外機のサイズも大きくなります。
家庭用のタイプではそこまで大きな変化はありませんが、業務用のタイプになると能力の幅が広いため、膝より少し上くらいのサイズから、人の背丈よりも高いサイズものまで存在します。
また、沿岸部などの塩害の影響を受けにくい加工を施した耐塩害仕様タイプや、外気温が氷点下でもパワフルに稼働する寒冷地仕様タイプなど、設置環境に考慮した特殊なタイプのエアコンは、すべてこの室外機に対しての仕様になっています。
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