川崎市
ダイキン製 業務用ビルトインエアコン入替工事
弊社で行った業務用ビルトインエアコンの入替工事事例をご紹介致します。
業務用のビルトインエアコンは、通常の空調機の更新以外にも、天井の補修をはじめとした様々な工事が発生します。
一般的な空調業者では、それらの工事を請け負うことはできないので、お客様で別途内装業者を手配する必要がありますが、
弊社では、リフォーム総本舗を併設しているので、これらをすべてワンストップで施工することが可能です。
設置機器 |
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設置場所 | 川崎市・マンション(エントランス) |
設置時間 | 工事員5名で1.5日 |
工事ポイント | 空調機入れ替えのために天井開口が必要で、天井の補修と照明設備の移動が必要でしたが、それらの工事もすべて弊社で承りました。 |
既存設置機器
マンションのエントランスに設置されている業務用ビルトインエアコンの入替え工事です。
一つの室内機を2つのダクトで分岐して風を送るタイプのエアコンで、今回は吹き出しダクトを再利用して本体のみ入替えます。
マンションの建設時から設置されているもので、空調機の埋め込み後に天井が作られており、
室内機の半分ほどのサイズの『ハーフパネル』が取り付けられているため、入替えには大きく天井開口が必要です。
余談ですが、耐用年数をはるかに超え、数十年稼働していたそうです。
天井開口
既存機器の取り外しのため、天井を開口します。
開口するにあたって照明設備のレイアウト変更も発生しましたが、弊社ならこちらもワンストップ。
電気工事士資格の資格を持つ作業員が空調機の入替えと一緒に行います。
既存室内機撤去
配管・ドレンを取り外し、既存の室内機を撤去します。
業務用エアコン全般に言えることですが、機器が大きく重量があるうえに(今回は40kg弱)、脚立に乗っての作業になるので、
機器の落下や作業員のケガはもちろん、建物を傷つけないよう数人で慎重に行います。
既設配管類の加工
既設の配管類を再利用するための加工や、吊りアンカーの打ち直しを行います。
天井ビルトインや天井カセットタイプのエアコンは、機器をアンカーで吊って設置していますが、
メーカーや型番によって微妙にサイズが変わってくるため、基本的にはこの打ち直しの作業が発生します。
照明設備の設置
新しい室内機を設置する前に、取り外した照明設備を位置を変えて再設置します。
弊社工事協力会社の作業員のほとんどは、空調関連はもちろん、電気工事関連の資格も保有しております。
空調以外の工事が発生した場合でも、お客様が別の業者に依頼するなどの煩わしい手間を省くことが可能になっております。
新規室内機設置
新しい室内機を設置します。
三人がかりで慎重に設置し、吊り位置を調整していきます。
天井補修
今回は2台マルチ(室内機が2台)なので、片方で空調機・片方で天井補修と同時進行で行っていきます。
依頼先が一緒だと、このように工期が伸びることなく短時間で効率よく施工することが可能です。
また、同時依頼の最大のメリットは、窓口や何かあった場合の責任の所在が一ヵ所というところです。
もちろん、何もトラブルが無いよう責任をもって工事することを第一としておりますので、ご安心ください。
弊社では、このような複数の工事を同時に依頼していただいた場合、お値引きも可能です。ぜひご相談ください。
配管類接続
設置した室内機に配管類を接続していきます。
今回は、ビルトインダクトタイプということで、ダクトの接続作業もあります。(ダクトと吹き出し口は再利用)
あまり巷でも接続部分の写真は見ないと思いますが、このような感じになっています。
点検口の設置
おそらく天井を作る前(スケルトンと言います)に既設機器を設置したためか、
点検口が設置されていなかったので、今後の更新や点検のことも考慮して点検口を設置します。
設置位置を決め、天井を綺麗に切り出し、切り出した天井の一部と開口した部分を加工していきます。
パネルの設置
既設のパネルは本体の半分ほどの大きさの『ハーフパネル』でしたが、今回は本体と同じ大きさの『フルパネル』を設置します。
まずは、室内機本体とパネルを、キャンバスダクトという部材で接続します。(キャンバスダクトについて詳しくはコチラ。)
開口部に据付用の枠をつけ、キャンバスダクトと接続し、最後にパネルを取り付けたら、室内機の設置は完了です。
キャンバスダクト
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既存室外機の撤去
既存の室外機を撤去します。(法定のフロンガス回収作業の済んだ機器を撤去しています。)
配管加工
新しい室外機へ接続する配管の加工を行います。
メーカーや年式(型番)によって、室外機の配管接続部分までの長さが微妙に違ってきたり、
経年劣化などでそのままの状態での再利用が不可能な場合は、このように部分的に新しい配管を溶接して接続が行われます。
新規室外機接続
加工が済んだ配管と室外機を接続していきます。
新しい室外機は、更新前と比べてだいぶスッキリしていますが、それでも非常に重量があるため、基礎ブロックに固定します。
また、今回のような安定した場所・機種ではなく、転倒する可能性がありそうな場所や、
転倒した場合の危険性が高い場所へ設置する際は、必ず転倒防止金具などで固定して設置を行います。
この判断はなかなか難しいと思いますが、弊社ではそのような可能性がある場合は、工事前に必ず担当営業または工事員から
その旨をきちんと説明させていいただき、転倒防止金具設置や対策の打診を行いますので、安心してご依頼ください。
最後に真空引きと試運転を行ったら、空調機器の入れ替え工事は完了です。
天井補修・塗装
空調機設置の翌日に天井塗装補修を行いました。
補修した部分の隙間をパテ埋めし、塗料はその場で調合し塗布していきます。
途中で乾燥も挟んで(乾燥すると色味が変わるため)、元の天井の色と馴染むまでこのパテ埋めと塗布の作業を何回も繰り返します。
最終的な色のチェックと、空調機器の使用方法とお手入れ方法をご説明して工事完了です。
このような複雑な工事でも、弊社にお任せいただければすべてワンストップ。
お客様の負担は最小限に、そしてどこよりもスムーズ・丁寧に施工できる、他社にはないノウハウが弊社にはあります。
内装工事などが絡むような空調機の入れ替え工事は、業務用家庭用問わず、ぜひ弊社にご相談ください。
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