2×4(ツーバイフォー)

2×4(ツーバイフォー)とは

2×4(ツーバイフォー)とは、木造枠組壁工法の一つで、一枚の大きな板の上に2×4の小さな木材を敷き詰め、その板を積み重ねて枠組みを作り、柱や梁の代わりに壁・床・天井・屋根部分を構成し、それらを組み合わせて箱状の空間をつくっていく工法です。
通常の柱や梁を組み合わせで作る木造軸組工法と比べ、断熱性や耐震性が高く、気密性も非常に高いという特徴があります。
その反面、壁・床・天井全てが柱の役割を果たしているため、気軽に間取り変更ができないなどのデメリットもあるので注意が必要です。

エアコンと2×4

2×4(ツーバイフォー)工法の建物は、エアコンの設置にも注意が必要です。
基本的には建築時に形状や設置位置を決めて、先に配管類を引いておく隠ぺい配管になることが殆どで、
設置できるエアコンのサイズやタイプがほぼこの時点で確定するため、
通常の木造軸組工法の建物と比べ、更新時などに機種選定や工事業者で苦戦する可能性があります。

天井埋込エアコン

2×4工法の建物に天井埋込タイプのエアコンを設置する際は、その構造上、敷き詰めた木材をかわした隙間に収まるような機種が選定されています。
もちろんこれは更新時も同じで、天井開口などはもちろんNGな為、特に機器のサイズに関しては、既存機と同メーカーの後継機などのほぼ同寸法のものを選定する必要があります。
また、通常の隠ぺい配管同様、更新機器の配管位置や電源の種類が変わる場合などにも注意が必要で、必ず事前に現地調査をしてもらましょう。

2×4建築における天井埋込エアコンの設置
2×4建築における配管穴開け

配管穴開け(コア抜き)

通常の壁掛けタイプでも、大幅なサイズUPや配管位置が極端に変わったりする機種などでは、更新ができない可能性があるので注意しましょう。
また、新規設置に伴う配管穴開け(コア抜き)に関しては、木造軸組工法の筋交同様、壁内の木材を抜かなければ比較的自由に行うことができますが、もちろん抜いてしまった場合は、建物にとってなかなかのダメージなになるので、必ず信頼のおける業者に依頼するようにしましょう。

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