配管溶接

配管溶接とは、その名のとおり冷媒配管同士を溶接施工して接続する方法のことです。
配管同士を接続する方法として、接続する配管の双方にフレアナットを使用して中継接続するユニオン接続というものもがありますが、溶接した場合に比べると、圧力に弱いというデメリットがあるため、特に隠ぺい配管や火気を使用できる場所では、配管溶接の方法をとる場合が多いです。
溶接の方法は何種類かありますが、エアコンの配管溶接時には、バーナーで溶接棒と呼ばれる素材を溶かし、接続部分を付着させる方法をとることが多いです。

ユニオン

https://ac.fj-tec.co.jp/空調用語集/ユニオン/

ユニオンユニオンとは、冷媒配管同士を接続するための部品で、回転させるだけで配管の接合または取外しが可能です。フレアユニオンなどとも呼ばれており、ユニオンねじ・ユニオン・・・View More

配管溶接に必要なもの

溶接機

アセチレン・酸素のガス溶接機が用いられることが殆どで、何千℃にもなる炎を噴射することができます。

溶接棒

接続する冷媒配管（銅管）よりも融点が低いため、溶接棒だけを溶かして接続部に流し込むことができます。

バケツ・濡れ雑巾

接続部分に高温の炎を当てるので、付近の保護に濡れ雑巾を使用します。水の入ったバケツも必須です。

配管溶接には資格が必要？

必ず資格が必要というわけではありません。
しかし、作業者の安全の為に事業者に義務付けられた、技能講習や特別教育が必要で、溶接の方法によっては、資格が必要になってくる場合もあるので注意が必要です。
また、弊社で配管接続の施工を行うのは、いずれも技能講習や特別教育を修了した熟練の工事業者のみです。
他社で断られがちな、配管接続が発生する隠ぺい配管やハウジング・マルチ、業務用エアコンの施工も安心してご依頼ください。