弊社で行ったGHPエアコンからEHPエアコンへの交換工事事例をご紹介いたします。
既存設置機器は、室外機1台で室内機2台を個別運転するマルチタイプのGHPエアコン。
事前の調査とお客様へのヒアリングから、既存設置機器よりも少し能力を上げた4方向の天井カセット1台で十分に快適で省エネになる為、このようにご提案させていただきました。

工事詳細

設置機器	RCI-GP140RSH2 日立 省エネの達人 てんかせ4方向 シングル 5馬力相当
設置場所	武蔵野市　ビルテナント・歯科
設置時間	工事員3名でおよそ6時間
工事ポイント	2台設置されていた2方向の天井カセット形エアコンと同等に空調できるよう、4方向タイプ1台に変更し省エネも実現。 既存設置機器撤去後の天井開口穴は、パネルはめ込み後クロスで補修。

既存室外機と配管・電源の確認

事前に周辺環境や設置機器の確認などからスタートします。
既設配管が再利用可能か、電源はどうなっているのかなどを確認します。
配管は再利用可能で、電源も事前に電灯200V（GHP）から動力200V（EHP）へ電力の供給切り替え工事を手配されていた為、スムーズに工事が出来ました。

室外機の入替え

室外機の撤去前にフロンガスをフロンガスを回収します。
業務用エアコンを処分するには、『フロン排出抑制法（旧：フロン回収・破壊法）』や
『廃棄物処理法』に従って処分する必要があります。
詳しくは業務用エアコンの撤去・処分についてのページをご覧ください。
既設機器を撤去したら、新しい室外機を設置します。既設のものよりだいぶコンパクトにスッキリしました。

業務用エアコンの撤去・処分に関して

https://ac.fj-tec.co.jp/エアコンの撤去処分/業務用エアコンの処分/

弊社では、全ての業務用エアコンにおいて、入替えに伴う古い機器の撤去処分を承っております。 ここでは、業務用エアコンの撤去・処分に関して詳しく解説していきます。 業務用エア・・・View More

　

既存室内機の撤去

既存室内機を撤去します。
吹出し口が前後2方向のタイプが2台並んで設置されていましたが、
4方向のタイプ1台でも十分快適に空調されるのでそちらに入れ替えます。

新規室内機の設置と天井補修

新しい室内機を設置します。
1台分開口部ができてしまうので、パネルとクロスで綺麗に補修します。
このように天井や壁の補修が必要な場合でも、
弊社ではリフォーム事業としてリフォーム総本舗を併設しているため、ワンストップでお安く丁寧に工事可能です。

リモコン設置

リモコンの入替えです。
同室にある2台の室内機をそれぞれ別のリモコンで操作する手間が、1台のリモコンで済むようになりました。
最後に真空引きと試運転を行い引き渡しです。

最新の省エネ機種ならば、少し能力を上げて形状を選定しなおせば、今回のように既設の台数より少ない台数で入替え工事が可能です。 これからかかってくるランニングコストも下げるという意味でも、
メンテナンスに手間と費用のかかる古いGHPエアコンをお使いの方は、一度EHPエアコンへの入替えを検討してみてください。