日立製 業務用天井埋め込みエアコン新設工事|台東区

台東区

日立製 業務用天井埋め込みエアコン新設工事

弊社で行ったパッケージエアコン(業務用エアコン)新設工事事例をご紹介致します。
これからパッケージエアコンの新設をお考えの方は参考にしてみてください。

工事詳細

設置機器

RCI-AP140GHP5 日立 省エネの達人プレミアム てんかせ4方向 個別ツイン 5馬力相当

設置場所

台東区浅草 ビル・飲食店

設置時間

工事員2名でおよそ10時間(2日間)

工事ポイント

  • 室外機1台で室内機2台を個別に稼働できる機種を選定しました。(日立以外は同時運転が主です。)
  • 室内機のうち1台の送風口にダクトを設置し、熱源のある厨房へ直接風を送れるように設置しました。

設置機器と設置用部材

室内機

設置する室内機です。

室内機パネル

室内機パネルです。

室外機

設置する室外機です。今回は2台の室内機をこの1台で稼働できるタイプです。

設置部材①

設置に必要な部材です。これは排水用のドレンホースです。

設置部材②

設置に必要な部材です。ドレン塩ビ配管・ダクト・断熱材など。

設置部材③

設置に必要な部材です。これは室内機を吊る為の部材です。

台東区浅草にある飲食店からのご依頼で、パッケージエアコンの設置工事です。
個別運転が可能な天井埋込形4方向2台マルチで、うち1台の送風口にダクトを設置し、熱源のある厨房へ直接風を送れるように設置します。

設置場所の確認

室内機設置個所

室内機の設置個所です。

図面確認・打合せ

完成図面も確認します。

ブレーカー確認

ブレーカーも確認。

エアコンを含め他の設備も順次設置工事を行うので、完成図面なども見ながら設置個所を確認し、現地調査時に確認した電源も容量や空きを再確認してから工事を行います。

アンカー打ち

墨出し①

レーザー墨出し器です。

墨出し②

墨出しです。

墨出し③

墨出し器とスケールで正確に墨出ししていきます。

アンカー打ち

アンカー打ち。

アンカーボルト①

アンカーボルトのメスが打ち込まれました。

アンカーボルト②

アンカーボルトのオス。この棒に室内機を吊るしていきます。

アンカーボルト③

室内機の吊るし位置に合わせて切断します。

アンカーボルト④

この高さで室内機を吊ります。

アンカーボルト⑤

室内機に合わせて4すみにアンカーボルトを打ち込みました。

アンカーボルトを打ち込みます。
アンカーボルトとは、木材や鋼材といった構造部材、もしくは設備機器などを固定するために、コンクリートに埋め込んで使用するボルトのことで、今回は室内機や配管の固定に使用します。

室内機を設置

室内機を設置

室内機を設置します。

室内機を設置

室内機の4すみに、先ほど打ち込んだアンカーボルトで固定します。

先ほど打ち込んだアンカーボルトに合わせて、室内機の4すみを固定していきます。

ドレン配管の設置

墨出し

排水用の塩ビ管を設置する位置を墨出し器で確認します。

塩ビ管設置

墨出ししてアンカー打ちをしたら、固定金具に塩ビ管を設置します。

ドレン配管接続位置

室内機の配管接続位置です。

ドレンホース接続

室内機にドレンホースを接続します。これを先ほど設置した塩ビ管に接続します。

固定金具切断

塩ビ管を固定する金具を切断しています。

固定金具取り付け

切断した金具をアンカーボルトを固定します。

固定金具取付完了

塩ビ管を固定しました。先ほど切断した金具は、上部の配管を避けるために使用しました。

ホースと塩ビ管接続①

ドレンホースと塩ビ管を接続します。水漏れを起こさないように、接着剤とテープでしっかりと固定します。

ホースと塩ビ管接続②

もう1台の室内機もドレンホース→塩ビ管と繋げていきます。

塩ビ管用穴あけ

塩ビ管はトイレ天井を通って外に出します。トイレ上部の壁にその為の穴を空けます。

塩ビ管交差点

室内機2台からそれぞれ伸びた塩ビ管は最終的に1本の管になります。

断熱材巻き①

同時進行で塩ビ管に断熱材を巻いていきます。

塩ビ管接続①

2本の塩ビ管を1本に接続します。まずは長さの調整をします。

塩ビ管接続②

塩ビ管同士を接続しました。

断熱材巻き②

接続したら断熱材を巻いていきます。

断熱材巻き③

曲がり箇所はテープでしっかり固定します。

断熱材巻き完了

断熱材巻き完了です。

ドレン配管を設置します。エアコンは熱交換で冷暖を行いますが、その時発生する水を排水する為の配管です。
それぞれ室内機→ドレンホース→塩ビ管と接続していき、さらに塩ビ管は最終的に2本を1本にして外に出す形になります。
塩ビ管はアンカーボルトで固定して引いていきます。
今回は他の既設配管を避けてアンカー打ちし、別の金具で固定するなど工夫が必要でした。

ドレン管用のアンカー打ちと配管穴

アンカー打ち

ドレン管用のアンカー打ちをします。

配管穴とアンカー

上:この穴から配管などを通していきます。下:ドレン管を固定する為のアンカーボルト。

既存の配管穴に合わせて、外に出ているドレン管を固定する為のアンカーを打ちます。

冷媒配管の設置

長さ調整

必要な冷媒配管の長さを測ります。

配管切断

パイプカッターを使って配管を切断します。

断熱材取外し

配管に曲がりを付ける為に、一旦断熱材を外します。

曲がりを付ける

ベンダーという器具を使用して配管を曲げます。

断熱材取付け

外した断熱材を再び取り付けます。

配管加工完了

配管ルートに合わせて曲がりを付けました。

配管A設置①

梁に合わせて配管を設置していきます。

配管A設置②

先ほど設置したドレン管とテープでまとめながら設置します。

室内機Aと接続①

室内機と冷媒配管を接続します。こちらも断熱材をいったん剥がし、ベンダーを使用して曲がりを作ります。

室内機Aと接続②

接続したら断熱材を取り付け直します。

室内機Aと接続③

室内機と冷媒配管を接続しました。

室内機Aと接続④

繋ぎ目はこのようになります。

配管B加工

もう1台の室内機にも冷媒配管を接続します。こちらは先ほどより曲がりが多いです。

配管B設置③

配管を設置していきます。

配管B設置⑤

設置したらこちらもドレン管とまとめてテープ巻きします。

室内機Bと接続

2台目も接続完了です。

2台の室内機にそれぞれ冷媒配管を接続します。
それぞれの配管ルートに合わせて曲がりをつけたり長さを合わせて切断したりと、必要な分を加工して使用します。
冷媒配管は、銅管の周りを断熱材で巻いてあるという構造で、変形には注意が必要なデリケートな部材です。

冷媒配管の溶接

分岐配管

分岐配管です。

フレア加工

フレア加工をします。

取り付け①

それぞれの室内機から伸びている冷媒配管に、分岐配管を取り付けます。

取り付け②

ひとつの室内機からは冷媒配管が2本伸びています。これを1本にまとめて室外機にそれぞれ接続します。

取り付け③

引きで見るとこんな感じです。

配管溶接①

配管を溶接するバーナーです。

配管溶接②

分岐配管は通常の配管のようにフレアナットで接続するのではなく、このように溶接して繋げていきます。

配管溶接③

配管溶接が完了しました。

室内機に接続した冷媒配管を、それぞれ室外機側から伸びる冷媒配管に接続していきます。
接続には分岐配管を使用しますが、通常の配管接続のようにフレアナットで接続せずに、配管同士を溶接して繋げます。
この繋ぎが甘いとガス漏れを起こしてしまうので、しっかりと技術のある工事員が溶接を行います。

信号線の接続

信号線の接続①

信号線を接続します。信号線とは、室内外機の電気信号のやり取りをする線、平たく言うと電源の線です。

信号線の接続②

信号線を室内機に接続します。

信号線の接続③

電源をとるブレーカーは落として作業します。

信号線の接続④

信号線を室内機に接続します。

信号線を接続します。
信号線とは、室内外機の電気信号のやり取りをする線のことで、設置状況に合わせて長さを取って接続していきます。
この際、感電防止の為、必ず電源をとるブレーカーを落としてから作業を行います。

配管のテープ巻き

テープ巻き①

冷媒配管・ドレン配管・信号線をまとめて配管テープを巻いていきます。

テープ巻き②

弊社では配管テープの色をお客様でお選びいただけます。今回はグレーをご指定いただきました。

テープ巻き③

分岐配管の部分はこんな感じです。この上からテープを巻いていきます。

テープ巻き④

テープ巻きが完了しました。

テープ巻き⑤

綺麗に仕上がっています。

配管テープを巻いていきます。
冷媒配管・ドレン配管・信号線をまとめて保護するのと、見栄えをよくする効果もあります。
さらに弊社では、配管テープの色をお客様でお選びいただいております。
ツートンカラーなどでも対応可能ですのでお気軽にお申し付けください。
詳しくは、配管テープのページをご覧ください。

配管テープの色が選べます!

配管テープの色が選べます!

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配管テープ Plumbing tape 『せっかくエアコンを設置したのに配管が浮いて景観が台無し・・・。』 『機器やパネルの色はたくさん選べるのに、配管テープの色は選べな・・・View More

 

ダクトの設置

ダクト設置①

4方向の吹き出し口に一つにダクトを設置します。

ダクト設置②

ダクトを設置する経路を決めたら、アンカーを打っていきます。

ダクト設置③

ダクトのアタマを金具でを固定します。

ダクト設置④

アンカーに固定金具を設置していきます。

ダクト設置⑤

ダクトの設置が完了しました。

4方向の吹き出し口のうち1か所にダクトを設置して、熱源のある厨房へ直接風を送れるようにします。

フェイス(パネル)の取り付け

室内機パネル

室内機に取り付けるパネルです。

パネル取り付け

室内機にパネルを取り付けます。

取付完了①

パネルを取り付けました。

取付完了②

もう一台も取り付けたら室内機の工事は完了です。

室内機のパネルを取り付けます。
パネルは外枠と中枠で構成されていて、外枠を取り付けて配線を繋いでから中枠をはめていきます。
パネルを付けたら室内機の設置は完了です。
ここまでで丸一日・8時間ほどの作業時間でした。室外機は後日設置します。

室外機の搬入

室外機の搬入

業務用エアコンの室外機は非常に重いので、慎重に搬入します。

搬入完了

室内機はビルの裏手、配管など通した穴の付近に設置します。

室外機を設置場所に搬入します。
※業務用エアコンの室外機は非常に大きく重量もある為、設置場所や環境の事前確認が必須となります。

配管・信号線・電源の接続

信号線・配管接続

信号線と配管を接続します。

配管接続②

配管の接続部を加工します。

配管接続③

フレア加工するとこのような仕上がりになります。

配管接続④

フレアナットをトルクレンチでしっかりと締めます。

配管接続⑤

フレアナットをトルクレンチでしっかりと締めます。

電源接続①

室内機に電源を供給する線です。

電源接続②

室内機1台につき2本づつ接続していきます。

配管と信号線を室外機に接続します。
冷媒配管は室内機と同様に、接続部をフレア加工してフレアナットでしっかりと接続します。
業務用エアコンは、家庭用エアコンと違い電源を室外機から側からとるので、電源もここから室内機側に供給します。

配管のテープ巻き・設置完了

テープ巻き①

配管や信号線をテープ巻きしていきます。こちらは外壁の色に合わせてアイボリーです。

テープ巻き②

綺麗に仕上がりました。配管穴の隙間はパテ埋めします。

室外機設置完了

配管穴をパテ埋めしたら室外機の設置は完了です。

配管や信号線をテープ巻きし、配管穴をパテ埋めします。
配管テープの色は外壁に合わせてアイボリーをチョイスしました。最後に気密試験・真空引き・試運転を行い工事完了です。

この他にも、弊社では毎日のようにエアコン新設工事を手掛けております。
(ご紹介しきれなかった工事事例はコチラから。)
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