エアコンは他の家電のように、簡単に撤去・処分が出来ないことをご存知ですか?
取り付けや取り外しに専門的な工事が必要なのも理由の一つですが、
厳密には環境を守るための法律が絡んでくる為、特殊な工程を経ることが必要なのが大きな理由です。
ここではエアコンの撤去・処分について解説していきます。
家庭用と業務用で違う
エアコンの処分方法エアコンは法律に乗っ取った撤去・処分をする必要があります。
また、そのエアコンが家庭用か業務用かで、適用される法律や処分の方法も変わってきます。
家庭用エアコンには『家電リサイクル法』、
業務用エアコンには『フロン排出抑制法(旧:フロン回収・破壊法)』・『廃棄物処理法』
に従って処分する必要があり、この法律に乗っ取った処分を行わなかった場合は、罰則もあります。
家庭用エアコン
分類されるもの
- 家庭用壁掛け形・床置き形(セパレート・マルチ)
- 家庭用ウインド型エアコン
- 付属の据付部材やリモコンなど
適用される法律
- 家電リサイクル法
詳しくは、家庭用エアコンの撤去・処分に関してのページをご覧ください。
家庭用エアコンの撤去・処分に関して
https://ac.fj-tec.co.jp/エアコンの撤去処分/家庭用エアコンの処分/弊社では、全ての家庭用エアコンにおいて、入替えに伴う古い機器の撤去処分を承っております。 ここでは、家庭用エアコンの撤去・処分に関して詳しく解説していきます。 家庭用エア・・・View More
業務用エアコン
分類されるもの
- 業務用エアコン全般
- ビル用マルチエアコン
- 産業用エアコンなど
適用される法律
- フロン排出抑制法(旧:フロン回収・破壊法)
- 廃棄物処理法
詳しくは、業務用エアコンの撤去・処分に関してのページをご覧ください。
業務用エアコンの撤去・処分に関して
https://ac.fj-tec.co.jp/エアコンの撤去処分/業務用エアコンの処分/弊社では、全ての業務用エアコンにおいて、入替えに伴う古い機器の撤去処分を承っております。 ここでは、業務用エアコンの撤去・処分に関して詳しく解説していきます。 業務用エア・・・View More
『正しく処分』する理由
エアコンには、フロンガスが封入されており、これが大気中に放出されてしまう可能生があります。
フロンガスは環境に悪影響を与えるため、その管理や処分に関しても多くの規制が設けられています。
そして、フロンを放出させるようないい加減な処理を行う業者は、回収した機器の不法投棄・不適正処理を行っている可能性が高く、そういった事例が経済産業省に多く報告されているようです。
また、無料回収などと謳った業者が、最終的に高額な費用を請求をしてくるなどのトラブルもあるようです。
エアコンの撤去・処分は、必ず正しい処分を行っている専門の業者に依頼しましょう。
フロンガス(冷媒ガス)
https://ac.fj-tec.co.jp/空調用語集/フロンガス/フロンガス(冷媒ガス) フロンガスとは、エアコン内を循環しているガスのことす。 冷媒ガスとも呼ばれ、エアコンではこちらの呼び方のほうがポピュラーです。 熱源機器であるチラ・・・View More
正しい処分』を行わなかった場合
刑事罰が科せられます家電リサイクル法においての罰則は、50万円以下の罰金(法第58条):両罰規定(法第61条)や、30万円以下の罰金(法第59条)などの罰金刑が設けられています。
また、エアコン内にフロンが残ったまま解体してしまうと、1年以下の懲役または50万以下の罰金が課されます。
罰則が適応されるのは機器の廃棄者(所有者)だけではなく、フロンを放出した人間にも課されます。詳しくは環境省・経済産業省のページをご覧ください。
(参照:環境省_フロン排出抑制法の概要 – フロン排出抑制法の全体像|「フロン排出抑制法」ポータルサイト・家電リサイクル法の遂条解説より)
エアコンの撤去・処分は
空調業者に依頼しましょう依頼する業者によってはかなりリスキーになるエアコンの撤去処分ですが、必ず、自治体から認可を受けた業者か、
産業廃棄物収集運搬の許可を取得した業者で、可能ならば空調専門の業者に依頼することをオススメ致します。
その理由としては、
法に則った撤去処分をしてくれる
フロン排出抑制法の順守はもちろん、機器も適切に処分。
入替えを考慮した撤去処分をしてくれる
次回設置時に工事ができない!ということが無いように撤去。
空調専門業者と看板を出して営業している弊社のようなところには、十中八九『第1種フロン類充填回収業者』などの
特別な認可登録を受けたスタッフが在籍しており、エアコンの撤去処分を法に則って適切に行ってくれます。
また、次の空調機を設置することを考慮して撤去してくれるところもポイントです。
ここを考慮せずに撤去する業者は意外に多く、しばらくしていざ新しくエアコンを設置しようとしたら、
配管や電線の問題で設置ができないなど、工事の難易度が上がって工事を断られてしまうことがあります。
弊社にはそんなお客様からのお問い合わせが特に多く寄せられています。
つまり、空調機の入替えを前提としているならば特に、同じ空調業者に撤去・処分・入替えを依頼するのがベストです。
他で断られてしまった隠ぺい配管の工事事例
https://ac.fj-tec.co.jp/工事に関して/隠ぺい配管について/他で断られてしまった隠ぺい配管の工事事例/『他社でエアコン工事を断られてしまって・・・工事できますか?』 弊社には、そんなお問い合わせが毎日のようにあります。 その中でも、もっとも件数が多いのが、隠ぺい配管の工事・・・View More
エアコンの入替えに伴う
既設エアコンの撤去・処分はお任せ!エアコン総本舗では、エアコンの入替えに伴う既設エアコンの撤去・処分も承っております。
※撤去・処分のみのご依頼は承りかねます。入替え機器の取り付けも一緒にご依頼ください。
もちろん、処分に関しては、法律に従った正しい方法で行いますのでご安心ください。
無許可の業者に依頼してしまった…間接的に法律違反をされてしまった…など、処分を巡るトラブルを避けるためにも、
撤去・処分は必ず信頼できる業者に依頼しましょう。
処分について少しでも不安なことがあれば、弊社までご相談ください。
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