隠ぺい配管のエアコン工事
Concealed Piping

いざエアコンの入替え工事を依頼したときに、隠ぺい配管を理由に工事を断られたことはありませんか？
エアコン総本舗では、他社で断られてしまった隠ぺい配管の工事も数多く手がけてきました。
ここでは、隠ぺい配管とは何なのか？メリット・デメリット、施工事例も含めてご紹介致します。

隠ぺい配管とは？

通常の配管

配管が外壁に
沿って引いてある

隠ぺい配管

配管が壁などに
埋まっている

隠ぺい配管とは、エアコンの配管を壁の中や天井裏の内部に隠し、外から見えないようにする配管の通し方です。
ルームエアコンなどでは通常、壁を挟んだ室内機の裏側に室外機を設置するため、
室内機側の壁面開口部と屋外の開口部の高さが同一で外壁に配管を這わせる露出配管という方法が殆どですが、
設計上やむをえなかったり、機器の設置自由度を重視したデザイナーズマンションなどの建物には多く採用されています。
基本的に隠ぺい配管は建築中に配管を埋め込む先行配管という設置方法をとることが殆どですが、
天井裏や壁の中に配管を通せるスペースだけつくっておき、設置時に配管を通すさや管方式という設置方法もあります。

先行配管

https://ac.fj-tec.co.jp/空調用語集/先行配管/

先行配管先行配管とは、隠ぺい配管の一種で、建物の建築中（主に柱だけの状態時など）に壁や天井の中に、その名の通り先行して配管類をだけを通してしまう配管の設置方法です。メ・・・View More

さや管方式

https://ac.fj-tec.co.jp/空調用語集/さや管方式/

さや管方式さや管方式とは、隠ぺい配管の一種で、壁や天井に点検口があり、その点検口をあけて壁や天井に配管を新たに通す配管の設置方法です。同じような配管設置方法で先行配管・・・View More

隠ぺい配管
どのように判断したらよいのか？

以下の場合、隠ぺい配管である可能性が高いですが、あくまでも目安なので、詳しくは無料の現地調査をご利用ください。

Check 1
室外機側の配管が壁面に沿って露出していない

Check 2
室内機と室外機が離れた場所にある

Check 3
配管が廊下や壁を跨いで設置されている

Check 4
室内機の付近に点検口が設置されている

Check 5
室外機が屋上などに設置されている

Check 6
ハウジングエアコンやマルチエアコンである

隠ぺい配管の
メリットとデメリット

隠ぺい配管には、どんなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

隠ぺい配管
メリット

建物の美観を損なわない

通常むき出しになってしまう配管を殆ど壁の中に埋めてしまうので、室内外ともに見た目がスッキリします。

エアコンを好きな位置に配置できる

天井や壁の中に配管を埋め込むので、新設の場合なら室内機の設置場所をある程度好きな場所に設定することができます。
また、室内機を設置した部屋と反対側の庭やベランダに室外機を設置したい時や、室外機を置くスペースがない場合などにも◎。

隠ぺい配管
デメリット

工事費が高くなる

埋め込まれた配管の再利用（延長や再接続）が発生するので、通常より工事費が高くなります。
また、配管が長ければ長いほど、延長費用がかさみます。

取り付けできないエアコンがある

加湿機能付き・フィルター自動お掃除機能付きで自動排出方式の機種・一部メーカーの機種などは、通常の配管類とは別にそれ用のホースなどが必要になるので、隠蔽配管にするのは難しいです。
可能な場合でも、その分の工事が必要なので工事費がさらに増えます。

異常時に対処しづらい

配管に何かしらのトラブルがあった場合、通常よりもトラブル部分を見つけ出すのが難しいです。
点検口がない場合は、外壁を削り中の壁を壊してから修理するという場合もあるので、対処に時間が掛かる上、修理代も高くつきます。

空調効率が落ちる

通常よりも長く配管を引いていいる場合、空調効率が落ちるので、その分電気代も増えてしまいます。
また、機器のチャージレス長以上になる場合、ガスチャージが必要になります。

隠ぺい配管の
工事が難しい理由

隠ぺい配管は通常の配管よりも複雑な設置のされ方をしている為、工事には経験と技術が必要になってきます。
実際弊社には隠ぺい配管を理由に、量販店をはじめ他社で工事を断られたお客様からのお問合せを多くいただいております。
では、なぜ隠ぺい配管の工事は難しいのでしょうか？

reason 1

埋まっている配管の状態確認が難しい

配管が壁や天井に埋まっている為、どういった状態になっているか確認がしづらいです。
隠ぺい配管のエアコン入替え工事の際はその埋まっている配管の交換が難しい為、基本的には再利用して入替えを行うのですが、前提として配管が傷んでいないことが条件になります。
配管が再利用できるか否か、再利用が可能でもどのくらい継続して使用可能なのか、この判断や検査が難しい為に工事を断る業者が多いです。
また、交換が出来ないことを素直に伝えてくれる業者ならまだいいですが、あたかも隠ぺい配管は配管の再利用が出来ない前提で話を進めてくる業者もいるので注意が必要です。

reason 2

配管の再利用が難しい

配管の再利用が可能でも、入替え工事には特殊な技術を要します。まず、配管同士を繋げる技術です。
繋ぎ方は溶接やユニオン接続など様々な方法がありますが、状況やエアコンによって方法は変わってくるので、単純に技術力が必要で、繋ぎが甘ければガス漏れを起こしてしまいます。※入替え機種の配管サイズ・電線が合わない場合、再利用が出来ないこともあります。
次に、配管の再利用が可能でも、洗浄が必要な場合です。
この場合は、技術的な問題よりも、洗浄作業自体に大きな金銭的負担がかかってしまう点で、新たにエアコンの設置工事を行ったほうが安く上がる…なんてことも起こりえます。

reason 3

配管の交換が難しい

配管の再利用が出来ず交換が必要な場合、配管の入替えの難易度が基本的に高いです。
余裕を持って作業ができる点検口が設置されている場合は配管の入替えが可能なことが多いですが、それが難しい・点検口が無い・複雑に配管が引いてある場合の配管の入替え時は、一度壁や天井を壊して埋まっている配管を入替え後、再度壁や天井を作るというリフォーム規模の大変大掛かりな工事になってしまいます。
配管と聞くと端から引っ張ったら簡単にスポッと引っこ抜けそうなイメージですが、エアコンの配管は、芯が銅管でその周りが断熱材という実は結構しっかりした作りになっている為、屈曲があるといくら引っ張っても簡単には抜けません。なので、簡単には入れ替えができません。

最近は殆どのメーカーで、配管のサイズが異なっていても再利用可能なエアコンが登場したため、
配管の交換が減少傾向にありますが、その対応範囲には制限があります。
配管の再利用の対応範囲はメーカーにより異なりますので、機種選定は特に注意が必要で、
どのメーカーの条件にも合致しない場合や、既設配管が破損していて再利用自体ができない場合は、
配管の交換や新たに別のルートを確保して引き直しをする必要があります。

冷媒配管

https://ac.fj-tec.co.jp/空調用語集/冷媒配管/

冷媒配管冷媒配管とは、エアコンの室内機と室外機を繋ぐ配管のことです。エアコンは室内機と室外機の間を、冷媒ガス（フロン）に熱を運搬させて、室内の熱を室外に放出、または室・・・View More

他で断られてしまった隠ぺい配管の工事事例

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『他社でエアコン工事を断られてしまって・・・工事できますか？』弊社には、そんなお問い合わせが毎日のようにあります。その中でも、もっとも件数が多いのが、隠ぺい配管の工事・・・View More

配管だけじゃない！
連絡線やドレンも原因のひとつ

隠ぺい配管と聞くと、埋まっているのは配管だけど思われがちですが、室内外機を中継する連絡線（通称：信号線・渡り配線）と呼ばれる電線や、排水に必要なドレン菅も一緒に埋め込まれています。
特に、この連絡線の再利用や延長などが原因で、他社で工事を断られてしまったというケースが非常に多く、実際にそのようなお客様からのご相談を多く頂いております。
弊社では、このようなケースのほぼすべてを解決し、その工事技術力の高さに定評をいただいております。
諦めてしまう前に、まずは経験豊富な弊社までお問合せください。

1.6mmじゃ工事できない？エアコンの連絡線について

https://ac.fj-tec.co.jp/お役立ち情報/1-6mmじゃ工事できない？エアコンの連絡線について/

弊社には、隠ぺい配管を理由に、エアコンの入替え工事を断られてしまったというお客様からのご相談を多く頂きます。隠ぺい配管と聞くと、埋まっているのは配管だけと思いがちですが・・・View More

難しい隠ぺい配管の工事は
エアコン総本舗にお任せください！

累計工事件数は
0件突破！

弊社には、多くの隠ぺい配管のエアコン入替え工事実績がございます。
入念な配管ルートの調査・配管の再利用技術はもちろん、
配管の入替えとそれに伴うリフォームまで、住宅に関わる全てをトータルでご提案できます。

エアコン総本舗ができること

既存配管の状態をプロが確認
丁寧な事前調査とヒアリング

溶接・ユニオンなど臨機応変に対応
既存配管の再利用技術

入れ替えが必要で可能な場合
配管の入替え技術

配管の再利用ができない場合でも
適切な新規配管ルートのご提案

エアコンは通常の家電とは違い、設置にはきちんとした技術が必要な住宅設備機器で、
取付工事の良し悪しによって寿命が大きく左右されるといっても過言ではありません。
特に、隠ぺい配管のような特殊な工事を行う際は、安直に入れ替え費用の安さだけで業者選ぶことはおススメしません。
しっかりと技術力と実績にフォーカスした業者選定を行う事がポイントになります。
隠ぺい配管を理由に他で断られた、工事が出来ないといわれた。そんなお客様は、ぜひ経験豊富な弊社にご相談ください。

他で断られてしまった隠ぺい配管の工事事例

https://ac.fj-tec.co.jp/工事に関して/隠ぺい配管について/他で断られてしまった隠ぺい配管の工事事例/

工事後もご安心ください！
総本舗のアフターサービス

エアコン総本舗のアフターサービスは、この2つの保証をそれぞれ1年間の期間設けております。
その間に起こったトラブルに関しては、弊社とメーカーが責任を持って対応させていただきます。
安心して弊社へエアコン工事をご依頼下さい。
※但し、既設設備（配管・ドレン管・連絡線）の不具合は保証対象外となりますので、ご了承下さい。