家庭用エアコンの新設・入替を依頼する前に、ご自宅の状況をあらかじめチェックしておくことで、
どのような工事が必要になるのかある程度把握することが可能です。
ここでは、お客様で簡単にできるセルフチェック項目をご紹介いたします。※基本的にルームエアコンを基準にしております。
CHECK
分電盤(ブレーカー)分電盤(ブレーカー)は、多くの場合、台所・玄関・洗面脱衣所などの壁の上にあります。
脚立などを用意し、十分に注意して確認してください。
単相3線式で30A以上か
単相3線式の表記もしくは、分電盤(ブレーカー)のアンペアブレーカー(大体のご家庭には左側にある、一番大きいレバーの付いたもの)に 赤・白・黒の3本の線が引き込まれていれば、家庭用エアコンであればどのエアコンでも使用できます。
また、だいたい同じ場所に○○A(アンペア)と表記がありますので、最低でも30A以上であることをご確認下さい。
※白・黒の2本の線(単相2線式)で、契約電流が30Aの場合は、100Vのエアコンのみ使用できます。
専用回路または空き回路があるか
子ブレーカーにエアコン専用回路があるかどうかご確認下さい。
エアコン専用回路がない場合、同じく子ブレーカーに空き回路があるかをご確認ください。
あれば、弊社でオプション工事として専用回路の増設が可能です。
- 単相3線式で契約電流30A以上、または単相2線式で契約電流30A以上である。
※契約電流が20A以下の場合は、契約している各電力会社に30A以上の電流に契約変更をして頂く必要があります。
また、200Vのエアコン設置の場合は、契約している各電力会社に単相3線式にする工事をして頂く必要があります。 - エアコン専用回路もしくは空き回路があるか。
CHECK
コンセント専用コンセントがあるか
室内機を取り付けるお部屋に、専用のコンセントがあるかをご確認下さい。
殆どの場合、部屋の壁の高い位置にあります。
また、コンセントがない場合でも、弊社でオプション工事として増設工事が可能ですので、お問合せください。
コンセントとプラグの形状が合うか
エアコンは電源や電気容量によりプラグの形状が決まっており、必要なコンセントの形状も機種により異なります。
取り付けるお部屋のコンセントと合わない場合は、容量の変更や工事などが必要になることがあります。
設置前に必ずご確認されることをおすすめします。
名称 | パラレル型・平行型 | アイエル型 | ダンデム型 | エルバー型 |
---|---|---|---|---|
消費電力 | 100V 15A | 100V 20A | 200V 15A | 200V 20A |
能力 | 2.2kw ~ 2.4kw | 2.8kw ~ 3.6kw | 4.0kw ~ | 4.0kw ~ |
面積の目安 | 6 ~ 8畳 | 10 ~ 12畳 | 14畳 ~ | 16畳 ~ |
プラグ形状 | ||||
コンセント形状 | ||||
表示マーク |
※能力アップの際のコンセント形状の変更・電気工事に関して、よくわからない場合はお気軽にご相談ください。
- 設置する部屋にエアコン専用のコンセントがあるかどうか。
- エアコン専用コンセントと設置予定機器の電源プラグの形状が同じ形である。
CHECK
配管まわり配管穴があるか
室内機を設置する予定のお部屋に、配管を通す穴が開いているかをご確認下さい。
すでに機器が設置してあるにもかかわらず配管や穴が見当たらない場合、機器の真裏に配管穴があったり、建物の壁の中などに隠れるようにエアコンの配管を敷設してある隠ぺい配管の場合もありますが、すべて弊社で対応可能ですので、お問合せください。
配管の長さを算出
室内機と室外機の設置場所を確認し、大まかな配管の長さを算出します。
室内機設置予定の部屋と、同じ階の屋外やベランダに室外機を置ける場合、配管の長さは大体3~4mです。
※設置機種や設置環境によって大幅に変わる場合もあります。あくまで一つの目安としてお考え下さい。また、配管は延長することが出来ます。
設置場所 | 室内機・室外機を同じ階 | 室内機が2F・室外機を1F | 室内機が3F・室外機を1F |
---|---|---|---|
配管の長さ目安 | 3~4m | 5~7m | 7~9m |
エアコンの能力(kW)・配管の太さ(Φ)を確認
設置予定のエアコンの能力(kW)と、配管の太さ(Φ)を確認しましょう。
同じ能力での入替えの場合はあまり気にする必要はありませんが、能力アップする場合や、加湿ホースなどが追加される場合は、配管の太さが変わります。
基本的に配管の太さは20畳未満はΦ6.4・Φ9.5、20畳以上がΦ6.4・Φ12.7となっております。
お部屋の広さに対しての能力は、下記の表をご参照ください。
家庭用エアコン能力表
既設配管の再利用の有無
以前使用していた配管類(冷媒配管・連絡電線・ドレンホース)を再利用することができます。
また、隠ぺい配管の場合は基本的に既設配管を再利用しての設置となります。
経年劣化などで新規配管と交換したい場合や、隠ぺい配管でよくわからないという場合でも、もちろんお気軽にご相談ください。
※壁掛け形ルームエアコンに関しては4m以内であれば、標準取り付け工事に新規配管設置が含まれます。
ルームエアコン標準取り付け工事
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隠ぺい配管のエアコン工事もお任せ!
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- 室内機を設置する予定のお部屋に、配管を通す穴が開いている。
- 既存配管を利用するか新規配管を利用するか確認。
- 室内機と室外機を設置する場所の位置関係を確認して、大まかな配管の長さを算出。
- エアコンの能力(kW)と、配管の太さ(Φ)を確認。
CHECK
機器の設置環境室内機の設置環境を確認
室内機を設置する予定の場所に、設置ができるだけの十分なスペースが開いているかをご確認下さい。
エアコンは、メーカーや機種によってサイズが異なりますが、いずれの場合も、上部・側面に最低でも5㎝以上のスペースが必要です。
上部・側面にスペースない場合、設置可能か一度無料の現地調査させていただいてから判断させていただきます。
室外機の設置環境を確認
室外機の設置予定場所は、室内機と同階のお庭や、ベランダやバルコニーなどのなどの平らな場所であるか、設置スペースは十分かご確認下さい。
室外機の設置場所が確保できず、屋根の上や壁面設置などをご検討の場合も弊社で工事可能です。
まずは無料の現地調査をご利用ください。
- 室内機の本体上部から天井、本体側面から壁まで5㎝以上スペースがある。
- 室外機を置く場所は、室内機と同階の庭・ベランダやバルコニーなどの平らな場所か。
※同階に設置できない場合、配管延長などが発生いたします。 - 室外機の前面25㎝・背面と側面に5㎝以上のスペースを確保できるか。
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